日本で決心・・・・・

シャチ165

2007年11月21日 10:39

輝き                      1997 97日目にして・・・

 早朝 飛行機はユックリ

滑走路に滑り込んだ  

時計を日本時間に合わせる




やっと帰って来た 




成田の税関もスムーズに
                 
通り抜け トイレに行った・・・

何て綺麗なんだろう




インドの汚いトイレを思い出した

今の私だったら此処で寝泊まり

平気で出来そうだ・・・




ピカピカの成田EXPRESSに乗り

東京駅まで向う・・・

窓から見る景色も違う




山の手線に乗り 席を確保した

丁度 通勤時間と重なったが

何処が空いてる車両か知っている



ボ~ッと前に座ってる人達を

人間ウオッチング

皆 綺麗な格好をしている




夏なのに革靴を履いている

ピカピカだ・・・でも、この人達の

家の下駄箱には履ききれない程

新しい靴が入っているだろう・・・




服も綺麗だ・・・汚い格好の私が

少し浮いているかも知れない

ふと、インドの子供達を思い出した




この日本人達 綺麗な格好をしているのに

顔は疲れきっている・・・

人間の満足感 物質では補えないのかな





最寄駅に到着する数十分

此処に居る自分が変な感じ・・・

何だか違和感を感じた 




家も近くなり私のイタズラな

心が良いアイディアをひらめいた 



家にはネパールからタイに戻った時に

電話をしただけ・・・し~っ

日本に帰って来てるのは知らない





家の玄関をそ~っと開けると

・・・・・・・・・・・・・居たいた・・・

母が洗濯物をタンスに仕舞っている




そ~っと後ろに立ち

「手伝いましょうかぁ~」と声を掛けた

母は「え”ぇ~~~ッ」っと言って 

私の顔と直ぐ足を見た 




大丈夫~~~ちゃんと足有りますから

私達の笑い声で父も来た

家は自営業で工場が自宅と繋がっている





話は沢山有るけれど~

まず・・・サイババから祝福を受けたお菓子

病気をした父と妹に残して来た分だ・・・



ソレを見るなり父は・・・

「先生からやたらに変な物食べちゃいけないって」 

妹も妊婦だから怖くて食べなかった・・・




怖い物知らずの母が半分食べた

「ラクガンみたいで美味しいよ~」

3ヶ月近く持ち歩いたお菓子・・・




私は母に似たのかも知れない 




久しぶりの自分の部屋

横になりながら電車の中での事を

色々考えた・・・・・・



今の東京 物が溢れている

でも何故か人が幸せそうに見えない

心  が乾いているのかなぁ~




此処(東京)は私の住む所じゃ無いなぁ・・・

日本で一番人間が人間らしく住める所



そうだ、沖縄に住もう