日本で決心・・・・・
輝き 1997 97日目にして・・・
早朝 飛行機はユックリ
滑走路に滑り込んだ
時計を
日本時間に合わせる
やっと帰って来た
成田の税関もスムーズに
通り抜け トイレに行った・・・
何て
綺麗なんだろう
インドの汚いトイレを思い出した
今の私だったら此処で寝泊まり
平気で出来そうだ・・・
ピカピカの
成田EXPRESSに乗り
東京駅まで向う・・・
窓から見る景色も違う
山の手線に乗り 席を確保した
丁度 通勤時間と重なったが
何処が空いてる車両か知っている
ボ~ッと前に座ってる人達を
人間ウオッチング
皆
綺麗な格好をしている
夏なのに革靴を履いている
ピカピカだ・・・でも、この人達の
家の下駄箱には履ききれない程
新しい靴が入っているだろう・・・
服も綺麗だ・・・汚い格好の私が
少し浮いているかも知れない
ふと、
インドの子供達を思い出した
この
日本人達 綺麗な格好をしているのに
顔は疲れきっている・・・
人間の満足感 物質では補えないのかな
最寄駅に到着する数十分
此処に居る自分が変な感じ・・・
何だか違和感を感じた
家も近くなり私のイタズラな
心が良いアイディアをひらめいた
家には
ネパールから
タイに戻った時に
電話をしただけ・・・
し~っ
日本に帰って来てるのは知らない
家の玄関をそ~っと開けると
・・・・・・・・・・・・・居たいた・・・
母が洗濯物をタンスに仕舞っている
そ~っと後ろに立ち
「手伝いましょうかぁ~」と声を掛けた
母は「え”ぇ~~~ッ」っと言って
私の顔と直ぐ足を見た
大丈夫~~~ちゃんと足有りますから
私達の笑い声で父も来た
家は自営業で工場が自宅と繋がっている
話は沢山有るけれど~
まず・・・
サイババから祝福を受けたお菓子
病気をした父と妹に残して来た分だ・・・
ソレを見るなり父は・・・
「先生からやたらに変な物食べちゃいけないって」
妹も妊婦だから怖くて食べなかった・・・
怖い物知らずの母が半分食べた
「ラクガンみたいで美味しいよ~」
3ヶ月近く持ち歩いたお菓子・・・
私は母に似たのかも知れない
久しぶりの自分の部屋
横になりながら電車の中での事を
色々考えた・・・
・・・
今の東京 物が溢れている
でも何故か人が幸せそうに見えない
心 が乾いているのかなぁ~
此処(東京)は私の住む所じゃ無いなぁ・・・
日本で一番人間が人間らしく住める所
そうだ、沖縄に住もう