旅　アートなる

　　無抵抗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９９７・５月インド２日目

　　　　朝のサダルストリートは活気付いていた

皆で朝食を食べに外に出たらインドの人達は働き者と云うくらい良く動く・・・


おそらく涼しいうちに用事を済ませておくのだろう・・・近所のカフェで

トースト＆ラッシー（ヨーグルトドリンク）　　１８ｒｓ（日本円で５４円也）


そのまま銀行へ行って両替しようと思ったが～

手際の悪さと愛想のなさで　ピキーン

途中でキレてしまい「もう、いいよ」　　フガフガ


結局一緒に付き合ってくれたＳ君＆Ｋ君が助けてくれて両替は出来たのだが・・・

この先一人で行動出来るのかな・・・　　　


Ｓ君＆Ｋ君は明日南に移動するので電車の切符を買いに行く・・・

私もいつかは電車で移動するから見ておこうと思い付き合ったが～


凄い人おまけに時間がかかる～～～

銀行で一時間　駅で二時間　何でこんなに手際が悪いんだろう～？


暑い部屋の中でイライラしてても仕方ないから私は外に出たら・・・


　アイスを売ってる自転車が居るではないか～


ウホホ～ィ　　　１０ｒｓ・・・・・・え？

次のお客さんは３ｒｓしか払ってない・・・・・・え？

目の前でボルのかよ～～～～～

まァ、１２円が４０円・・・・・の話だけどナンだか嫌な感じィ～


ようやく二人が切符を手にして出てきたのでランチタイム


屋台のカレー屋サン　　

お皿に野菜が入っているクレープみたいなもの＆白っぽいスパイシーなカレー＆チキンカレー

カレーはなくなると入れてくれる辛いけど旨いッ

それで５ｒｓってどういうこと～～～　２０円です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
楽しいランチタイムは終わり宿へ戻ろう・・・　と

そこへ来た、来た、来たァ～～～

ホームレスの方達のバクシーシ（施し）攻撃だ

でも、何故か私の所へは来ない・・・

Ｓ君のみターゲットで「マスターバクシーシ」としつこく攻められていた


それから私たちはＳ君のことをマスターと呼ぶようになった・・・


チャイ（ミルクティー）を飲んだ・・・　　　１ｒｓ（４円）

素焼きの器が欲しくて違う所でもう一杯飲んでしまった

たった４円の中にも夢が有る様に感じた・・・生活感も有った・・・


よく見るとホームレスの子供達も妙に明るいし

人なつこい目をしている


でも、この子達は一生カーストに縛られ

ココで生活してココで死んでいくんだなと思ったら切なくなってしまったョ


未だインドの入り口に入ったばかりだけど色々考えさせられたなァ～


夜はベッドの上で皆それぞれギターを弾いたり

手紙を書いたり日記を付けたりして過ごした

（まるであいのりのようだ～）


明日一日で皆ともお別れ・・・・・少し寂しくなるなァ～